スパークリングワインといえば何を思い浮かべますか?
真っ先に浮かぶとしたらシャンパンではないでしょうか?
シャンパンの次に有名なスパークリングワインといえば
スペインのCAVAでしょう。
今回は、そのCAVAについて少しお話します。
CAVA(カヴァ)ってなに??
値段の割に品質が高いことが評価され、世界中に輸出されているスパークリングワインです。
スペイン全土の159自治体で生産されています。
多っ!!!
いやでも実際は85%近くがカタルーニャ地方で生産されます。
ここらへ〜ん↓
CAVA = カタルーニャ!!
基本的にこれでオッケイ!!(笑)
カヴァワインはななんと
スペイン最大のワイン生産地域なんです。
リオハワインもびっくりです。
コドルニウ社とフレシネ社の二社が
世界中にCAVAをめちゃくちゃ売りまくってる会社です。
覚えておいても損はないです(笑)
なんでCAVAって呼ばれるの??
カヴァはカタルーニャ語の「CAVA」に由来すると思われます。
カタルーニャ語のcavaは「洞窟」や「地下蔵」を意味します。
かつては実際に熟成させる時に
洞窟が使用されていたんです。
そのため、CAVAと名付けつけられたのでしょうか。
しかし、1970年まで今ほどカヴァとは呼ばれていませんでした。
当時は
champán
スペイン語でチャンパンとよみます。
チャンパン
champán
・・・・・・・
どっかの国の商品に似てませんか?(笑)
ほら
うん
似てますね(笑)
皆そう思っていたみたいです。
と言うのも
かつてシャンパン生産者に猛抗議を受けたようです。
その結果カタルーニャの醸造家は
1970年に公式にカバという単語を採用しました。
今では原産地名称保護制度によって
カヴァはシャンパンと名乗ることはできなくなりました。
使用されるぶどう品種
カヴァには伝統的に3種類のぶどう品種が使用されています。
- マカベオ
- パレリャーダ
- チャレッロ
シャンパンで使われるシャルドネや
ピノ・ノワールがブレンドされることもあります。
意外とカヴァをシャンパンと間違えてしまう人がいるのも事実です。
ハイコスパ・スパークリングワイン
先程も書いたように
非常にコストパフォーマンの良いワインです。
実はシャンパンよりずっと安く、ずっと美味しいCAVAはいくつもあります。
コンテストでドン・ペリニヨンに勝っちゃった
ロジャー・グラート・カヴァ・ロゼなんてのはかなり有名です。
CAVAの製造方法
カヴァはシャンパーニュ製法と同じ
瓶内二次発酵で製造されます。
瓶内二次発酵とは
一般的なスパークリングワインは
大きなタンクで一気に大量生産されます。
ところがシャンパーニュやCAVAなどのスパークリングワインは
ワイン一本単位で生産されています。
ステップを簡単にまとめます。
- スティルワインをびんに詰めます。
- 糖分と酵母を加えて密閉します。
- 瓶内で炭酸が発生するまで発酵させます。
- 熟成期間が経てば販売されます。
熟成させたり、澱引きしたりと
手間暇がかかる製造方法なんです。
今度しっかりまとめます(笑)
CAVAを一発で見分ける方法
ラベルを見るよりも少しだけ早くCAVAだとわかると
便利ですよね…多分(笑)
CAVAを他のスパークリングワインと見分ける方法はとっても簡単です!!
ボトルの頭を見ればいいんです。
よく飲む人にとっては当たり前ですね(笑)
CAVAのボトルの頭にはほぼ
「C」って書いてあるんです。こんな感じに↓
ラベル見りゃいいじゃ〜ん!!なんていうのはダメですよ(笑)
ちなみに、ペレ・ベントゥーラなど
シールのないCAVAもまれにあります。
まあボトルのラベルをいちいち見なくても
見分けることができるぐらいに考えてください。