目次
こんにちは。のりお。です。
今回は、ビールについて少しお話します。
ビールってなに??
ビールは「液体のパン」とも呼ばれるってご存知ですか??
ビールという言葉はゲルマン語の「ベオレ(穀物)」
からきたといわれています。
その歴史は長く、紀元前4000年以上もさかのぼれるとされています。
最古の記録は、紀元前3000年頃にメソポタミアのシュメール人が残した「モニュマン・ブルー」と呼ばれる粘土の板碑で、ここに当時のビールのつくり方が描かれています。
ビールの分類
ビールの分類はかなり複雑です。
ビールには様々なスタイル(分類法)が存在するため、
特徴によって細かく明確に分類することは非常に困難である
と言われています。
ですが、その中でも
上面発酵のエールと
下面発酵のラガーに
大きく分ける場合が多いです。
日本で最も人気がありメジャーなスタイルの
ピルスナーはラガーの仲間です。
使用される材料
ビールで使用される材料は
国によってけっこう異なります。
と言うのも日本は酒税法で
ビールで使用していい材料が決められているのです。
- 麦芽
- ホップ
- 水
- 米・とうもろこし・でんぷん・糖類等
上記材料以外を使用してしまうと
ビールじゃなく発泡酒とかになってしまいます。がーん
日本でなければ、サクランボとかを
使ってもビールだったりします。
ビールの製造方法
大きな流れとしての製造方法はこんな感じです。
時間にそって材料を追加していきます。
- ビール大麦を麦芽に加工する<-大麦追加
- 麦芽を砕いて水とお米などの副材料を一緒にタンクに入れる<-水・副材料追加
- でんぷん質が糖化したら濾過します。
- ホップを加えて煮沸する<-ホップ追加
- 煮沸した熱麦汁を約5°で冷やして酵母を入れ発酵させる<-酵母追加
- 数日発酵させた若ビールを貯酒タンクで熟成させる
- 数十日熟成されたビールを濾過し瓶詰めする
完成
瓶内熟成を売りにしているビールとかは
最後の[7]で濾過をせずに
そのまま瓶詰めすることもあります。
ベルギーの瓶内熟成ビールと言えば
「Duvel」などがありますよね。
本当に詳しい製造方法は、
ビール会社の紹介を見たほうがいいでしょう。
しかし、僕のブログでは、
「簡単に!!かっこよく!!」
程度をご紹介できればと思ってます。
日本のビールに関して
近畿大学の江崎秀さんの研究によると、
現在日本で製造されているビールには多くの品種があるが,
そのほとんどは下面発酵淡色ピルスナーと呼ばれる
タイプに属しており,これらのビールの味の差は微少である。
としています。
確かに、結構似てね??ってビールありますよね(笑)
さらに、日本人が好む
ビールの傾向は
下の4つになっているようです。
- キレ
- コク
- 苦味
- さっぱり
キレと言えば「アサヒ・スーパードライ」ですよね。
苦味といえば「キリン・ラガー」など
思い当たるものも有るのではないでしょうか。
4つの傾向の中で
さっぱりが人気なのは
特に若い層だそうです。
また、他の大学では高さん,青木さんという方たちが
年代ごとのビールの好みを分析しており
それがなかなか面白かったです。
ちょっとだけご紹介します。
20代男性はキレと爽快を好む傾向があり
50代になるとコクや辛口を好むようになるようです。
20代女性は芳醇を好み、キレには興味がないようです
しかし50代になると、コクとキレを好む傾向になります。
性別と年代でこんなに違うんだと…
ビールを選ぶ際に参考になりますよね。
でもまぁ
クセのあるビールっていうのは
ほとんど出回ってないですよね。
それでも、
最近のクラフトビールブームのおかげで
様々なスタイルで独自性のあるビールが飲めるようになりました。
ちなみに僕のお気に入りクラフトビール屋さんは
西荻ビール工房です。笑
皆さんも、ビールを飲む機会がある時は
「いつもの!!」ではなくて
「ちょっと違うの」にチャレンジしてみてください!!
それでは!!