No.0007

シャブリ・グラン・クリュ・レ・クロ 2011

<仏：Chablis Grand Cru Les Clos 2011 (La Chablisienne) >

やってきました！
フランスの白ワインと言えば、やはりシャブリです。

「シャブリ」
といえば有名な辛口白ワインで
ワインを飲まない人でも聞いたことがあるのではないでしょうか？

そして、ワイン好きな人であれば、あの辛口でミネラル感に惹かれて
何回もシャブリを飲んだことだと思います。

今回はそのシャブリの中でもさらに限定された産地である。
グラン・クリュ レ・クロ（Les Clos）です。

フランス語が堪能かワインがお好きな方以外にとって
難しいカタカナばっかでなんじゃい！と思うかもしれません。

大丈夫です(・∀・)。
一個ずつ見ていきますよ〜。

◆シャブリ グラン・クリュ◆

Wikipedia的にいうと、
フランスワインの産地における、畑の格付けのことです。
プルミエクリュという格付けの上で、最上級のぶどうを産出する畑のことです。
100万ha以上存在するフランスのワイン用ぶどう畑の中でも、グランクリュに値する畑はほんの一握りしか存在しないというところに希少価値があります。

特にその中でも、世界的に名高い「シャブリ グラン・クリュ」はシャブリに君臨する偉大な畑です。
スラン川の右岸にのみ位置しており、ほとんど全てが南西向きの斜面に位置している
わずか103haほどの区画なのです

◆レ・クロ◆

シャブリ全体の中でも特に限定された地域のことです。

グラン・クリュの中では男性的なレ・クロ。区画は７つあるグラン・クリュ中最大で、最も有名な畑でもあります。ラ・シャブリジェンヌが造るレ・クロは果実味が力強く、5～8年で真価を発揮してくるためこのワインのみ100％をオーク樽で仕込んでおり、一部新樽も使用しています。

特に今回の生産者であるラ・シャブリジェンヌ（La Chablisienne）は
シャブリ全体の1/4程度を生産しており、シャブリを代表する最良の生産者協同組合として知られています。

◎ちょっと豆知識◎

• シャブリの”ミネラル感”とは…？

　シャブリは、“際立ったミネラルを感じる“と評されることが実に多いです。
かつて海であったシャブリ地区は、ジュラ期後期（恐竜の時代）に地層が隆起したことによって、牡蠣や貝殻の化石がゴロゴロ転がっている石灰質の土壌となりました。この土壌は「キンメリジャン」と呼ばれ、かつての海のミネラルがたっぷり含まれています。このような土壌の産地は世界中探しても、ここにしか見られません。
　この特異な土壌で育ったシャルドネは、ミネラルをたっぷりと吸い上げます。これにより、シャブリはミネラル感溢れるワインとなるのです。

　でもね、実際は　ミネラル（金属）そのものの風味がするわけじゃないんですよ。
　かたいイメージを「ミネラル感」って言うのがコミュニケーション上のお約束なんです(笑)
なので、かたい感じがするなぁ〜って思ったら「ミネラル感がある」って言ってみてくださいね。

*シャブリのミネラル感の場合のみは、明確に他のワインとの違いを感じ取れるはずです。

ではでは、シャブリ・グラン・クリュ・レ・クロ　2011をグラスに注いでもらいました〜。

色が濃いです！！
しっかり熟成された感がヒシヒシと感じられます！

あ、背景の細々した物は気にしないでくださいね(笑)

新しい「味」と出会えたので、テイスティング・ノートを作成していきます。

テイスティング・ノート

さすがにしょっちゅう飲むワインではないですが
かなり好きなワインの１つです。

それでは！！