この間、久々に「野ブタをプロデュース」を観ました。
堀北真希さん、山下智久さんと亀梨和也さんって豪華キャストだったなぁと思ってたら
最近のドラマで共演してるやつあるじゃん!と思いつい録画ボタンを押してました。
堀北真希さんとお酒の関係ってなると、ほろよいのCMのイメージが有ります。
ほろよいって女性向けっぽいけど、ビールとか苦味の大嫌いな男性が飲むのには適してると思う。
でも今回紹介するのは、そんな可愛らしいものではありません。
普通に苦いやつですよ。(笑)
今回の「味」との出会いは…
<CHIMAY Blue(シメイ ブルー)> です
No.0011
CHIMAY Blue
シメイはトラピスト・ビールで、通称”ブルー”と呼ばれています。
なんと!
前回美味しいと紹介したデュベルと同じ、瓶内熟成されたビールです。
ベルギーだと瓶内熟成ビールはそこそこ多いんですよ。
まあそんなことより、見て下さいよ。
ラベルの部分です。数字が書いてあるのがわかりますか?
この「20 13」とは製造年のことです。
つまりこのシメイ・ブルーは2013年に瓶詰めされたものだということです。
熟成期間が長いっ!3年間も熟成ってもうワインじゃん!
悪魔のビール(笑)なんて言われちゃってるデュベルの熟成期間が90日間なのに、
このシメイ・ブルーは3年近く、軽く1000日以上も熟成されていることにびっくり・・・
ワインに対抗するためか、このシメイ・ブルーには
ワイン瓶より大きいマグナムボトルもあります。
しっかり熟成させることが可能なビールってことでしょう。
◎ちょっと豆知識◎
- トラピスト・ビールって…?
トラピスト・ビールは、トラピスト会修道院で作られる上面発酵ビールの呼称です。トラピスト会修道院は世界に171箇所あるらしく、その中の8箇所でのみビールが製造されているのです。凄いことに、利益は修道院の運営や援助のみに使われているんです。
それでは!シメイ・ブルーをグラスに注いでみましょう。
感想として色はかなり濃い感じの琥珀色です。泡立ちもかなり良いです。
熟成しすぎて味がダメになってなさそうで良かった。
それでは新しい「味」と出会えたので、テイスティング・ノートを作成していきます。
テイスティング・ノート
No.0011 | CHIMAY Blue |
生産地 | ベルギー/シメイ街 |
醸造所 | スクールモン修道院 |
原材料 | 大麦麦芽、小麦麦芽、ホップ、糖類 |
スタイル | トラピストビール |
アルコール度数 | 9.0% |
内容量 | 330ml |
香り | 様々なハーブを掛け合わせた香りと複雑な甘い香りが特徴的 |
味わい | アルコールの高さを感じさせない風味と爽やかな苦味が口に広がる。 |
マリアージュ | 豚の甘辛焼き、酢豚 |
コスパ | ★★★☆☆ |
おすすめ度 | ★★★★☆ |
一口コメント | 瓶内でしっかりと熟成されており、円熟した味わいがワインさながらの複雑さを表現している。 |
3年間熟成して大丈夫か…なんて思いましたが飲んでみると、
大丈夫どころかまだまだ数年は熟成させても余裕そうだったから凄いね。
日本の生ビールみたいにごくごくとイクものではないです。
のりお。はお酒の中でも熟成させたものが好きな傾向があるようです。
(だからといって評価は甘くしませんよ。)
それでは!!