前回はフランスワイン・コーナーにあるワインを紹介しました。
今回は第2回です。
もうフランスワイン・コーナーでそこそこ飲んでしまったので
まずは休憩がでらに水を飲みます。
それではレッツ・ゴー!
イタリアワイン・コーナーへ
試飲会会場全体をフランスワインとイタリアワインで7割近くを占めているので
前半だけでべろっべろっになりそうな気がします。
ズラッと並ぶイタリアワインが、相変わらずテンションを上げてくれます。
どんどん試飲していきますよ!
一つの目の紹介はスプマンテです。
メティウス・ブリュット・リゼルヴァ 2009
<伊:Methius Brut Riserva 2009 >
スプマンテは、イタリア語で「泡」という意味で、
イタリア版のスパークリングワインのことです。
さらに60ヶ月という長期の瓶熟成を経て、万全の状態でリリースされる一本なんです。
5年間もですか、
それなら今のうちにちゃんと味わっておくべきですね。
飲み過ぎ回避のため少ししか入れないから、グラスでの見栄えはイマイチです。
新しい「味」と出会えたので、テイスティング・ノートを作成していきます。
*試飲会では紹介したワインだけ、テイスティング・ノートに載せます。
テイスティング・ノート
No.0020 | メティウス・ブリュット・リゼルヴァ 2009 |
生産地 | イタリア/トレンティーノ・アルト・アディジェ州/トレント |
製造者 | ドリガーティ |
原産地呼称 | D.O.C.トレント |
品種 | シャルドネ60% ピノ・ネッロ40% |
ALC | 13.0% |
内容量 | 750ml |
香り | 泡とともに弾ける華やかな果実香と、ほのかなスパイシーさを持ち合わせた芳醇な香り |
味わい | 凝縮されたミネラル感。繊細で長続きする泡と、深いコクが熟成された豊かな味わいを演出している。 |
コスパ | ★★★☆☆ |
おすすめ度 | ★★★★☆ |
一口コメント | シャンパーニュに負けないコク。特に泡が上品で素晴らしい。 |
続いて白ワインです。
No.0021
テヌータ・ディ・コルテ・ジャコーべ・ソアーヴェ・スペリオーレ・ルンカード 2011
<伊:Dal Cero Tenuta di Corte Giacobbe Soave Superiore Vigneto Runcata 2012 >
ソアーヴェですか??
このソアーヴェ・スペリオール・ヴィネト・ルンカータ 2011は、
2つの火山に挟まれた地域の畑で作られているので、ミネラル感が非常に豊富です。
このワインに最適なマリアージュはなんだと思いますか?
他にもイタリアンリゾットやハーブ焼きのチキンも相性バツグンです。
写真を撮らせてもらってもいいですか?
イタリア語と英語を組み合わせて話されて
頭の中がアルマゲドン状態になっていました。
英語だけでも大変なのに…勉強になります。
新しい「味」と出会えたので、テイスティング・ノートを作成していきます。
テイスティング・ノート
No.0021 | テヌータ・ディ・コルテ・ジャコーべ・ソアーヴェ・スペリオーレ・ルンカード 2011 |
生産地 | イタリア/ヴェネト州/ソアーヴェ |
製造者 | ダル・チェロ |
原産地呼称 | D.O.C.G.ソアーヴェ・スペリオーレ |
品種 | ガルガーネガ100% |
ALC | 13.0% |
内容量 | 750ml |
香り | シトラスなどの爽やかな柑橘系、桃などの果実感のある上品な香り |
味わい | フルーティで爽やかなキレのある辛口。キレがあるものの熟成された深みもあり、それらが上手く重なり合っている |
コスパ | ★★★★☆ |
おすすめ度 | ★★★★★ |
一口コメント | スッキリさと深みの一見ありえないと思われることをやってのけている。ガルガーネガの果実感を残しながらもシャブリに近いものを感じる。 |
今回最後に紹介するのは、赤ワインではありません!
フォーティファイド・ワインです。
No.0022
マルサラ・スペリオーレ・リザーブ・セッコ
<伊:MARSALA Suoeriore Riserva Secco >
フォーティファイド・ワインとは、
ワイン製造中にブランデーなどを加えてアルコール濃度をあげたワインのことです。
シチリア州のマルサラ地区のみで作られる、最高格付の称号を得たマルサラです。
それにしても、香りが強いですね。
最高の土壌を活用してマルサラ酒製造を始めたんです、
>酒精強化であるだけでなくオーク樽で熟成されているんです。
ちゃんとD.O.Cって書いてありますよ。
イタリアワインの原産地呼称は
開け口付近に書いてある場合が多いです。
色は濃いです。
とろ~りとしています。
新しい「味」と出会えたので、テイスティング・ノートを作成していきます。
テイスティング・ノート
No.0022 | マルサラ・スペリオーレ・リザーブ・セッコ |
生産地 | イタリア/シチリア州/マルサラ |
製造者 | カルーソ&ミニーニ |
原産地呼称 | D.O.C.マルサラ |
品種 | グリッロ, カタラット |
ALC | 18.0% |
内容量 | 750ml |
香り | オーク樽独特のナッツやほのかなバニラの香り。 |
味わい | まろみのある甘味と熟成された樽感がアルコールの強さを感じさせない。 |
コスパ | ★★★☆☆ |
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
一口コメント | まろみがあり、食前食後のどちらでもイケる酒精強化ワイン |
試飲会では赤白泡だけではなく、フォーティファイド・ワインがあることもあるので、
そういう時は、なるべく試飲してみると新しい味に出会えますよ。
たまにハズレもあります(笑)
次の最終回はスペインワインです!!
お楽しみに!!
(こちらです↓)
コメント
バローロやバルバレスコはなかったんですか?
イタリアワインだったのでちょっと気になっちゃいました。
ありましたよ。
それでは、第3回で紹介させて頂きます。