ワイン試飲会 に潜入してみた《Vol.3》

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こんにちは、のりお。です。
norio

ワイン試飲会に潜入してみた。のついに最終回です。

第一回でフランスワイン・コーナーにあるワインを紹介しました。

ワイン試飲会 に潜入してみた
こんにちは、のりお。です。 先日ワイン試飲会に潜入してきました。 そこで試飲会で出会ったワイン達を、フランス、イタリア、...

第二回ではイタリアワイン・コーナーにあるワインを紹介しました。

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こんにちは、のりお。です。 ワイン試飲会に潜入してみた。のついに最終回です。 第一回でフランスワイン・コーナーにあるワインを...

そして今回はワイン試飲会に潜入してみた

第3回です。

前回はマルサラなどの濃い味わいのワインを多く飲んだので
水を飲んで、新しいグラスにチェーンジ!!
ちょっと休憩でチェイサーを飲む
それではレッツ・ゴー!


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スペインワイン・コーナーへ

イタリアワイン・コーナー

フランス、イタリアワインには及ばないものの、スペインワインも沢山ありますよ〜。
ズラッと並んでいるスペイン・ワイン

一つの目の紹介は白ワインです。

バルバラ・フォレス2013

No.0023

バルバラ・フォレス2013

<西:Bàrbara Forés Blanc 2013 >
グラスに注いだバルバラ・フォレス

お、このワインは値段にしてはかなり美味しいぞ…!?
これは詳しく話を聞きたいですね。

近くに現地から訪日したっぽい外国人スタッフを発見!
さっそくスタッフに話しかけてみましょう。

このワインの*セパージュはなんですか?
あとマリアージュは何だと思いますか?

え〜っと。
このワインは俺の畑で作ったモノじゃないんだよ。
そうだ!
いま飲んでみるからちょっと待ってな!

生産者のアイコン

え…(笑)
(どこから出したのか、グラス持ってるし(笑))

フレッシュでジューシーだね。
ミートパスタやタルトゥフェットが良いと思うよ。

生産者のアイコン

なるほど。
骨格をしっかり持った白ワインだからですかね。

*セパージュとは…
 セパージュとはフランス語で、ブドウの品種のことです。
 ワインに関して話している時は、「使っている葡萄の割合」を意味します。
 今回のバルバラ・フォレスのセパージュは、[ガルナッチャ・ブランカ97%、ヴィオニエ3%]でした。

新しい「味」と出会えたので、テイスティング・ノートを作成していきます。
*試飲会では紹介したワインだけ、テイスティング・ノートに載せます。

テイスティング・ノート

No.0023バルバラ・フォレス・ブラン 2013
生産地スペイン/カタルーニャ州/テラ・アルタ
製造者バルバラ・フォレス
原産地呼称D.O.テラ・アルタ
品種ガルナッチャ・ブランカ、ヴィオニエ
ALC14.5%
内容量750ml
香りフレッシュな柑橘系の香りに、リンゴや洋なしのアロマなどの力のある香り。
味わい若々しい果実味と酸味の広がりが上品。しっかりとした骨格をもったミネラル、フレッシュさのバランス感が良い。
コスパ★★★★★
おすすめ度★★★★☆
一口コメントバランスの良い高コスパワイン

続いて紹介するのは、サッカーファン必見の赤ワインです。

サッカー選手が作ったワイン!?

No.0024

ボデガ・イニエスタ・フィンカ・エル・カリール・パオロ・アンドレア 2012

<伊:Bodega Iniesta Finca El Carril Paolo Andrea 2012 >
この人物を知ってますか?
ボデガ・イニエスタ
そうです。
FCバルセロナに所属しているスーパースターのイニエスタ選手です。
実はこのワイン、イニエスタ選手が所有しているワイナリーで作られているんです。
ボデガ・イニエスタ・フィンカ・エル・カリール・パオロ・アンドレア 2012

話を聞いたところ、どうやらよくある芸能人のプロデュース商品とはレベルが違います。

元々イニエスタ選手の両親が所有していた畑があり、90年代からぶどうの生産が始まっていました。
そして2000年に独自ワインの生産を目指し2010年についにワイナリーが設立されました。
ボデガ・イニエスタはイニエスタ選手が率先して資金を投入したことで、最新で高水準の設備が整ったワイナリーとなっているそうです。

す、すげえ…
十数年かけて設立されたガチのワイナリーだったんですよ。

ボデガ・イニエスタ・フィンカ・エル・カリール・パオロ・アンドレア の
なんと「パオロ・アンドレア」とは、イニエスタ選手の長男の名前です。
自分の息子の名前をワインつけるという親ばかっぷりイニエスタ選手が最も寵愛するワインと呼ばれています。

出来のよいぶどうが採れた年にしか生産されないキュヴェで樹齢はなんと70年オーバーだそうです。
相当こだわりをもって生産されたワインであることが分かりますね。


新しい「味」と出会えたので、テイスティング・ノートを作成していきます。

テイスティング・ノート

No.0024ボデガ・イニエスタ・フィンカ・エル・カリール・パオロ・アンドレア 2012
生産地スペイン/カスティリャ・イ・ラ・マンチャ州
製造者バルバラ・フォレス
原産地呼称D.O.マンチュエラ
品種ボバル100%
ALC14.0%
内容量750ml
香りブラックベリー、プラムなどの濃いアロマ。クローブのスパイス、ビターなチョコレートの香り
味わい口に広がる上品な黒果実の旨味、樽熟成された深く華やかな余韻が長く続く。凝縮された豊かなタンニンがとても魅力的。
コスパ★★★☆☆
おすすめ度★★★★☆
一口コメント贅沢な余韻が長くワイン。口に広がる複雑さはまさにイニエスタ選手の愛称"El Ilusionista"に重なる。

今回最後に紹介するのは、
前回のイタリアワインで紹介しきれなかった赤ワインです!
コメントありがとうございました!!

No.0025

カステッロ・ディ・ヴェルドゥーノ・バルバレスコ・ラバーヤ・リゼルヴァ2009

<伊:Castello di Verduno Barbaresco rabaja 2009 >
カステッロ・ディ・ヴェルドゥーノ・バルバレスコ・ラバーヤ・リゼルヴァ2009

やはりイタリアワインと言えば、バローロとバルバレスコは無視できませんね。
前回の最後に、赤ワインを紹介するか、マルサラを紹介するか悩みましたが、
フォーティファイド・ワインの紹介をしておきたかったこと、未発売の商品だったことからマルサラを紹介することにしました。

ではでは!バルバレスコを注いでもらいました!
グラスに注いだカステッロ・ディ・ヴェルドゥーノ・バルバレスコ・ラバーヤ・リゼルヴァ2009

愛好家やソムリエ、そしてワイン評論家も目の色が変わる
造り手なら誰もが欲しがるというほどの極上畑があるそうです。
その名前が「ラバーヤ」なのです。

イタリアソムリエ協会が認めた20,000のワインの中から
2015年版「今年のベスト10本」に選ばれるなど、
幾つものワインガイド誌で高得点をかっさらう有力ワインです。

D.O.C.G.バルバレスコ
イタリアワイン格付けの最高ランクである「D.O.C.G」が書いてあります。

今後も期待が出来る意味でも「ラバーヤ」は覚えておきたい名前です。


新しい「味」と出会えたので、テイスティング・ノートを作成していきます。

テイスティング・ノート

No.0025カステッロ・ディ・ヴェルドゥーノ・バルバレスコ・ラバーヤ・リゼルヴァ2009
生産地イタリア/ピエモンテ州/バルバレスコ
製造者カステッロ・ディ・ヴェルドゥーノ
原産地呼称D.O.C.G.バルバレスコ
品種ネッビオーロ100%
ALC14.5%
内容量750ml
香り菫の花やブラックベリー、プラムなどの華やかな香り。
味わい円熟されたタンニンの旨味が口に広がる。優雅で力強さを感じる。
コスパ★★★☆☆
おすすめ度★★★★★
一口コメントタンニンの力強さを感じるが決して強すぎず優雅な味わいを楽しめるワイン


3回に渡る試飲会でのワイン紹介も終わりとなりました。
これらの記事を読んでくれた方が、試飲会に行ってみたい!と思って頂けたら嬉しいです。

P.S.
やはり、家だけでお酒を飲む人は少ないと思います。
今後は飲食店で提供されるお酒の紹介もしていきたいと考えています。

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